な、なんだ?カード織りって?タブレットウェービングって?
零細小売業いわゆるお店屋さんってのを営んでおりますと、いろんなお方がお見えになります。
お洋服のことやファッションのことから、話は転がって...実はね...なんてことも。
今日は、そんな会話から生まれた「織る」ワークショップのお話です。
目次
北欧を中心に世界中で愛されてる
「ちょっと、ちょっと、これ何、何、なに~?!」モンナカ敦子の、いつもの好奇心に火が付いた瞬間。
覗いているのは、surianrtさんのinstagramそして、 すりあnrtさんのfacebook
そこにアップされているのは「ストラップ」
なんだストラップかと思うことなかれ、です。
カードを使って、ご自分の手で、オリジナルな柄を、なんと何種類も『織って』そして「ストラップ」に作っちゃてるんです。
すりあnrtさんとは、リアルなモン・ナカムラのお客様。
これは、さっそくお話を伺わねばとご連絡差し上げるのは、もう速攻技でしたね。
わたし変わってるんです。ひとのやらないようなことが好き。
すりあnrtさんから出たお言葉です。(いいわ~~~、そういうのwww)
世界中で愛好者がいるとはいえ、この日本では、とくにこの近辺ではやる人はいないそうです。
でもって、そもそもは何ぞや? 話を聞いても、ググっても???なんですよ。
「カード織り」あるいは「TbletWeaving」
彼女曰く「わかんないでしょう~(笑)だから、やる人いないんですよ。だから、やっちゃったんですよ~。」
カルチャー教室があるわけでもなく、ましてや「カード織り」協会などもない世界。
どうしたかというと、ネットを調べるばかりじゃなく海外から「TabretWeaving」の本を買い集めたようです。
そして、まったくひとりでコツコツと時間をかけて習得していった技術のようです。
教えて~、おしえて~、やってみたい~!
カードを回して何故織れるの?
まったくの未知の作業。
これは言われるまま、教えられるままに素直に手順を踏んで間違いなく運ぶしかないわけです。
やってるうちに少しわかったのは、これは経糸を揃えてる作業だということか。
カードが前に、後ろに回るたびに横糸を通して
これがなんと不思議なんです。カードが回っていくと上段の糸と下段の糸が交互に織れていきます。
横糸を通してやって絞めていくと、あらあら不思議あら不思議。
なんとジャガード模様の帯状のテープの形の布に織りあがっていくのです。
いったんコツを掴めば、リズムに乗ってただひたすらに織り上げていきます。
今回チャレンジしたのは基本中の基本。昔からある伝統的な柄を織り上げていきました。
すりあnrtさんの手にかかれば、カードの枚数×糸の太さ×織図の変化=無限大
完全にオリジナルな布テープができてきます。
「カード織り」ワークショップのご案内です
糸を織ることからできてくる楽しさを味わってみてください。
「織り」という技術の進化を想う
タブレット織りは、鉄器時代初期のヨーロッパで、少なくとも紀元前8世紀にさかのぼります(Wikipediaより)
これが「織機」へと進化したのかな
さらに「自動織機」へと
綺麗な模様のテープを使った洋服がこれです
これまで紹介した「カード織り」「TabletWeaving」からできたテープあるいはバンドは
古い衣装にも装飾的にふんだんに使われてきたようです。
そして、現代にも同じように装飾の美しさとして部分使いされています。
最後に、こちらで紹介しておきますね。
https://monnakamura.base.shop/items/54800034
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました♪
わたしもあなたも『美しく輝いて生き生きと』
プロフィール
1956年11月生まれ
大学卒業後、小さいころから糸と生地に囲まれて育ったせいか、ファッションに関心を持ち東京のアパレルに就職
26歳の時
仕事仲間とメーカーを作る夢も果たせず、Uターンしてブティックナカムラに入社
39歳の時
父の大病のため代表を譲り受け、オリジナル性に富んだモン・ナカムラブランドを軸に事業展開
56歳の時
創業以来の商店街の店舗から、現在の地に移転。
ブティック・ナカムラからあらたに「モン・ナカムラ」として開業
いろんなことをやっていますが
モンナカムラは洋服屋です。
お店に来て下さる方がいつまでも、
美しく輝いて生き生きとして
いて下さるお手伝いに
日々奮闘中!!
夢は、生涯現役。
ずーとお客様の出入りする
にぎやかな店であり続けること。
「美しさを織り楽しさを紡ぐ店」MON NAKAMURA(モンナカムラ)
〒720-0824 広島県福山市多治米町5丁目22-22
電話: 084-953-7218
オンラインページ:https://monnakamura.base.shop/
Facebookページ:https://www.facebook.com/monnakamura
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