生地(布地)が好きなんだなぁ・・・第二話。
目次
さをり織りって知ってる?
なにも特別な織物というわけではないです。
縦の糸を上下に入れ替えながら、横糸を交差させる所謂機織りそのものです。
「さをり織りはこうして生まれた」(さをりの森サイトから)
に詳しく書かれています。
モンナカムラでさをり織りのワークショップを開くようになって
もう五年が過ぎようとしています。
自分たちでも実際に織ってきました。
そして、ず~とそばで見ても来ました。
オリジナルな布から作るって面白い!
最初はね、どうなるのやらドキドキしながら
基本に忠実に織ることだけに専念するのね。
ところがところが、手慣れてくるといろんな欲が出てきて
「縦糸を替えようか」「チェック柄にならないか」
どんどん深みにハマっちゃっていくんですね。これが。
根気強く辛抱して飽くことなく、単純作業だけども続ける。
50㎝が1mになり、1mが3mに、もう少し頑張って6mに達したとき
できた~~~~~~~(^^♪
僕からみると、もうこれって完全にツウィード系の布帛そのもの。
手織りしたか、動力使って機械が織り上げたか
目付けが(織りの緻密さのことね)がきついか、あまいか
生地幅が広いか狭いか
違いはあるものの、生地だよね。布地だよね。
服にするセンスです
うえのチュニックもそうだけど、できた布地をみて
こんな服にできないかな?こうできないかな?って悩むのも
センス(感度)。このセンスは作るほどに磨かれます。はい。
で、これです。
2018年玲子さをり教室仲間展にお邪魔して、撮らせてもらった数々です。
最近のアパレルが作る服に、興味を失っていた私にとっては
それぞれの個性が弾けている、これらの服のほうが
よっぽど魅せられてしまいました。
日本の着物にしたって、洋服にしたって、おおもとは
生地(布地)に行きつきます。
もっと言えば、糸に。
やっぱり、生地(布地)が好きな、こういっつぁんでした。
今日も最後まで読んで下さり
ありがとうございました♪
わたしもあなたも美しく輝いて生き生きと
「美しさを織り楽しさを紡ぐ店」MON NAKAMURA
公式Facebookページ
https://www.facebook.com/monnakamura
プロフィール
1956年11月生まれ
大学卒業後
小さいころから
糸と生地に囲まれて育ったせいか
ファッションに関心を持ち
東京のアパレルに就職
26歳の時
仕事仲間とメーカーを作る夢も果たせず
Uターンしてブティックナカムラに入社
39歳の時
父の大病のため代表を譲り受け
オリジナル性に富んだ
モン・ナカムラブランドを軸に事業展開
56歳の時
創業以来の商店街の店舗から
現在の地に移転
ブティック・ナカムラから
あらたに「モン・ナカムラ」として開業
いろんなことをやっていますが、
モンナカムラは洋服屋です。
お店に来て下さる方がいつまでも、
美しく輝いて生き生きとして
いて下さるお手伝いに日々奮闘中!!
夢は、生涯現役。
ずーとお客様の出入りする
にぎやかな店であり続けること。
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